M-SUZUKI_blog

センチュリーの防弾仕様ドア及びガラスに対し、２２口径、３８口径、マグナム、トカレフを撃ち込んだもの。

これはまだ良い。
ＰＣ主材防弾ウインドウにめり込んだ９パラや鋼板から見え隠れするケプラ繊維も当然だろう。
貫通しない事実を誇示する見事な展示物だと言える。

問題はその奥、ブースの最奥にガラスケースに収められた「貫通孔」の空いた方の部品だ。
思わず説明員に尋ねたところ、その会社の偉いさん（横で熱くこう言った車輌の必要性を語っていた）が、車両をアメリカに持ち込み、

「実弾射撃場で撃ちまくって来た」

との事。

ぷんぷん匂った

何って・・・・・趣味の匂だ。

頼んだら射撃風景の写真が見せてもらえた。（あるんだ、わざわざ、それが）

心の底から嬉しそうに民間仕様Ｍ１６を構える「おやぢ」（Ｍ１６Ａ２の連射オミット短弾倉モデルの方ね）
マグナムやトカレフやベレッタやＡＫを掲げる「おやぢ」
そして

　　　やっちゃったよ　このおっさん

５０口径対物狙撃ライフルを嬉々として構える「おやぢ」

ふと見ると、展示ケースの端っこに「厚さ３０ｍｍのＳＵＳ３０４」（防食性に優れるステンレス）が置いてある。
殆ど全ての非貫通弾痕に混じってたった１つ貫通孔がある。

入射孔と少々派手な出射孔

これだ

するとその当のおっさんがこちらを振り返る。
わしの第一声
「いいなぁぁぁ〜」
するとおっさん開口一番
「趣味ですよ」

やっぱりか