M-SUZUKI_blog

GSJ主幹”M-鈴木”の、日常とかバトルテックの話とか。

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第一回のカキコ

#過去に鈴木-talkにかかれたものを転載しています。

質問にお答えするコーナーって訳でも無いし、私的見解に過ぎず、決してオフィシャルのものでは無い事を前提に、思考実験から設定を検証して行くコーナー(だからコーナーじゃないってば)でこの場をスタートしてみましょう。

って、HOSHINA君にこの場所を提供戴き、これ幸いと個人的見解を垂れ流して行こうと思います。
位後宜しくお願い致します。

第一回目は「さけます」さんよりBCG3025上で頂いた設問。
●ユニオン級のメックベイに戦車がどれだけ積めるか?です。
 まず、S−TECHのシリーズで私が規定している降下船のメックベイを積載重量の面から説明致しましょう。
 メックベイは1機あたり150t分のペイロードを有し、ここにメックとその交換部品、整備部品、武器弾薬消耗物資が収納されています。
 この内「整備部品」がどう言ったものか、どこにも明記されていません。(勿論MWには各種整備工具が記載されておりますが、実態は明らかでは無いと言えるでしょう…まあ、この件については悔し涙を湛えつつ別の機会に回す事としてですな…脱線をこよなく愛しているのです、私は)
 その重量に15t+αを割き、残る重量が実際にメックとその消耗物資を搭載する分に充てられる訳です。
 すると、メックの代わりに戦車を搭載する場合はおろか、(計算すれば判る話ですが)軽量級や中量級、場合によっては重量級メックを搭載して尚、重量的にはまだまだ余裕があると言った状況に陥るのは不可避とさえ言えます。
 そうなると補助車輌を搭載したいと言う欲望に駆られるのも当然の事と言えましょう。
 ところがメックベイの形状がわからない以上、それが可能かどうかもわかりません。

 と言う訳で、続いてメックベイの形状について考察する事になります。
 勿論その為にはメック(と戦車を含む各種車輌)そのものの形状を検証する必要があるでしょう。

 さて、メックは一般に12m位(地形Lvにして2相当)と言う事になっています。
 S−Techでは恣意的に各メックの身長を規定しており、その数値はWSPで10.5m、フェニホの鶏冠までが11.9m、アーチャーの肩先端までで13.8mとしています。(これらの数値は日本語版のイラストを参考にしており、刊行済み同人誌の表紙として側面図比較を掲載しております)
 すると、中量級でもその占有サイズは前後7m、左右8mにも及び、強襲級の身長は17m近くに達します。
 つまりメックベイが縦長を運用前提としているとは言っても可也の床面積を持っている訳です…恐らく床面積は9m×9m程度、高さは20m以上あると思って間違い無いでしょう。(但しこの床を囲む形で整備用架台が設置されているので完全に有効利用される訳ではありません)

 ときに、現行の主力戦車の平均寸法は
 ・砲身を含めた全長が10m強
 ・幅4m
 ・高さ3m
 程度です。
 勿論この寸法は「対メック戦闘を前提にした形状」ではありませんが、参考程度にはなるものとして話を進めさせて頂きます。
 当然、車体の寸法を決定するのは各種コンポーネントのサイズであり、共通の火器を運用する以上その殆どは決定されていると言っても過言ではありません。
 この事から(概略計算で)現行戦車の約20〜30%増しの寸法を有すると規定します>>MBTであるマンティコア(60t)で14m(砲身込み)×5m×4mになる訳ですな。
 勿論収納時には砲塔を後方に回して多少ともコンパクトにするのでしょうが、その状態でも全長約10mになります。
 極端な例として100t戦車「ドールハウス重支援戦闘車」(S−Techオリジナルです)で全長14m全高10mを想定しております。

 すると一般的なメックベイには軽量級車輌が平置きで2輌、中量級戦車なら1.5輌、重量級戦車なら1輌、強襲級車輌なら0.7輌が入ると思われます。
 更に一歩進めて考えるならば、メック2機分のスペースが連続しているならよりスペースが有効に使えるでしょうし、更に巷で見かける簡易立体駐車場の様なシステムさえあれば上下2段積みとする事で重量分丸々を戦車搭載スペースに使用する事が出来ます。(但し2段積みにしたなら上に積んでいる車輌は発進までに可也の時間を要するでしょう)
 この簡易立体駐車場的施設は戦車自重の5%とします。
 その他の戦車や補助車輌もこの寸法を前提に考える事である程度可能であると思います。
 例えば小型ジープ等はメックの足元に置いてあってもそれほど邪魔にならないでしょうし、20tメックと軽量級戦車なら一緒に搭載する事すら不可能では無いでしょう。

 ここで注意するべきなのは、ホバータンクのサイズです。
 ホバータンクはGE(グランドエフェクト)で地面から僅かに浮上して走行する車輌であり、その為不可避に「過剰に広い底面積」「エアダクト等の為に嵩張る容積」があり、車輌サイズは重量に比してより大型であると考えるべきです。
 そこで、ホバータンクの大きさは重量を1.5倍して考えて下さい。

 最後になりますが、レパード級のメックベイについて注意事項をしておきます。
 他の降下船(ユニオンやオーバーロード)と異なり、レパード級のメックベイは1機分につき1つの発進口があり、その一方メックサイズの物体が相互に行き来する内部扉は無く、ベイは4つに仕切られているのです。
 つまり整備員や各種整備用具が移動できてもメックそのものにとって、レパード級は非常に狭い空間になっている訳です。
 この空間に搭載可能な戦車は先の架台を用いてさえ中量級車輌までに制限されるとします。
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