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GSJ主幹”M-鈴木”の、日常とかバトルテックの話とか。

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魔道迷走妄想シリーズ(今考えたタイトルだぁ)1

 以前から我が友人正太郎氏が指摘し、私もその可能性が濃厚であると意見を同にしていた「某る」仮説について
 事実関係が確認出来た事を皆様にお伝えしようと思います。

 ナヌ?聞きたく無い?

 諦めるのデスよ、ここに踏み込んだ以上私の長舌に付き合わせられるのは最早運命宿命ヤギのメェ〜
 ミルクと蜜が流るる約束の地へ邁進すると嘘八百をのたまい、
 もう後戻りが利かなくなっちゃった預言者に付き従う無知蒙昧なる愚者の群れの如く突き進むデスよ。

 を〜い、「戻る」を押さないでくれぇい
 皆様ご承知措きの通り、日本語版バトルテックに掲載されていたメックを中心に、幾つかのメックが
 「日本のアニメーションに登場した戦闘用人型兵器」のデザイン流用
 である事は公然の秘密とも言えるものでした。

 敢えてその相関をここに記載するならば

ワスプ      VF1S ヴァルキリー バトロイドモード(マ)
スティンガー   VF1A ヴァルキリー バトロイドモード(マ)
ローカスト    クラッシャージョー映画版無人偵察警戒メカ
コマンドウ    スティンガーの強化版(同じポーズだ!)(マ)
ヴァルキリー   ワスプの強化版(同じポーズだ!)(マ)
オストスカウト  リガード偵察型(マ)
パンサー     スティンガーの強化版(同じポーズだ!)(マ)
フェニックスホークスーパーバルキリー(J型ヘッド)(マ)
シャドウホーク  ダグラム(ダ)
ウルヴァリーン  ブロックヘッド(ダ)
スコーピオン   ブリザードガンナー(ダ)
グリフィン    ソルティック(ダ)
ライフルマン   デストロイドディフェンダー(マ)
オストロック   リガードミサイル装備型(マ)
オストソル    リガード標準型(マ)
サンダーボルト  アイアンフット(ダ)
クルセイダー   アーマードバルキリー(A型ヘッド)(マ)
ウォーハンマー  デストロイドトマホーク(マ)
アーチャー    デストロイドスパルタン(マ)
マローダー    グラージ(マ)
ゴリアテ     クラブガンナー(ダ)
バトルマスター  ビッグフット(ダ)
ワスプLAM   VF1S ヴァルキリー 掲載イラストはガウォークモード(マ)
スティンガー   VF1A ヴァルキリー 掲載イラストはガウォークモード(マ)
フェニホLAM  ストライクヴァルキリー 掲載イラストはガウォークモード(マ)
ロングボウ    デストロイドファランクス(マ)

 と、まあ、大体以上の様になっております。
 注)上記リスト末尾記号はマ=超時空要塞マクロス、ダ=太陽の牙ダグラムとなります。
   尚、名称等にミスがあった場合、全て私の記憶違いによる処である事をここに明記致します。
   又、まさき氏より一部間違いについてご指摘戴きました。有難う御座います。

 さて、では一体何が新たに確認された事実関係かと言うと

 かのキングofメック「アトラス」です。

 あの特徴的なデザインのどの辺が日本デザインに該当するのか、お悩みの向きも多い事と思います。 
 しかし、テクニカルリードアウト3025に掲載されているイラストを良〜く見てみましょう。
 
 丸い球状の頭部

 これに該当する国産メカと言えば!!

 高橋監督作品「装甲騎兵ボトムズ」に登場の
 ギルガメス側に所属するメルキア星のアデルハビッツ社が派生型を含め
 実に1千万機を製造したとも言われるミッド級アーマードトルーパー、
 停戦直前でのギルガメス側の事実上の主力兵器だった例のナニ
 唸れ豪腕アームパンチ!飛び散る火花のローラーダッシュ!!なソレ

 スコープドッグです。

 まあ、当初は「参考にしたのかもね〜」くらいの気持ちでいたのですが、最近設定資料集の
 「キリコがジャンクから再生したスコープドッグにレッドショルダー仕様に近い状態に火器を再装備した」
 設定画(当然大河原邦男氏の手になる物です)を見てあらまびっくり。
 左手のアームソリッドシューターが中口径レーザー
 左右腰に犇く(ひしめく)2連ミサイルや中型ガトリング等がAC20やSRM,(初期のLRMも)
 を意識させた事は明白です。

 何より決定的なのは脚です。
 左足、絵で言うと向かって右の足の奇妙な開き具合。
 これが設定画のままなんですな。
 コピーしてサイズ合わせて重ねると頭部のラインまでバッチリ一致。
 ヘヴィマシンガンやショルダーミサイルがオミットされているのは
 外装火器を嫌う方向性故の処置と思います。
 (スティンガーやシャドホやウルヴァ、フェニホのそれは例外的生き残りとすら言えるでしょう)

 そうかぁ、アトラスはスコタコだったのかぁ

 等と納得のひと時

 思えば装輪車輌や降下船にもボトムズ(やその頃の国産アニメーション)の影響が色濃く見えますし。
 (万が一これが逆々輸入現象だったなら恥だな、俺)
 タクティカルハンドブック巻末のイラストではボトムズの外伝的作品
 「ブルーナイト ベルゼルガ」の2巻とその続編「K’」に登場した
 「ギルガメス軍次期主力AT開発計画FXシリーズ」の中核を担う発展型M級である
 「カラミティドッグ」、その近接戦闘仕様である「ブルーヴァージョン」が
 身長12mになって登場している(モロバレになっちゃうので首から下しか描かれていないけど(笑))等、
 モチーフとなっている可能性は当初よりあった訳ですが。

 そうか〜そうだったのか〜

 ここで気になるのはリコル公爵がサンダー断層でメックを輸送するのに使ったVTOLは

 1.ATキャリアー(AT=アーマードトルーパーであるよ念為)
 2.CAキャリアー(CA=コンバットアーマーであるよ、これ又念為)

 どっちであったか?と言う処

 だけど運んでいたのはマローダーだったしなぁ

 どっちでも良いっちゃ良いんだけど、どうやって75tをVTOLで運んだのかは永遠の謎ナリ 
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