2005.03.10 Thursday
22:34 | posted by
M-Suzuki
整備の技術の殆どは勿論正式に学んだ物では無い。
そもそも当世、真の意味で「正式に学ぶ」と言う事が可能な環境は余りに稀であり、市井のテックの殆どは民間療法的医療行為と50歩100歩の怪しげな行為を多かれ少なかれ整備手順に取り入れている。
本人にとっては玄を担いでいるに過ぎない行為が、時と共に正式な必須事項に祭り上げられ、その実行が容易で模倣しやすいと言う事実が不可避に真に要求されるべき行為よりも重要であると位置付けられるのに多くの時を必要とはしなかった。
又、MWが機体の不具合をテックに対して正確に伝える事は非常に難しく、そこには乗り越える事の出来ない壁が立ちふさがっていたと言っても過言では無い。
そんな状況であるから、決して整備環境に恵まれているとは言い難い立場にあった彼は、自己の経験論的補修整備行為に頼る事になった。
しかし微妙な故障モードの表現やその修理行為の加減の表現は現在の人間が持つ語彙領域を越えるものであり、勢い無数の造語が誕生し、同時に余人には理解不可能な造語の中にその貴重な経験は埋没し、1代限りで失われる運命にあった。
その状況に甘んじている事は、貴重な機体の喪失を加速するものでしか無く、日々己が足跡を記録しつづける彼にとって、何らかの手段の必要は急務とすら言えた。
その答えは既に見出していたと言っても良い。
それはメックそのものである。
メックは脳神経ヘルメットを通じて機体制御の一部を人の感性に頼っている特異なマシーンであり、その特性は固有のフィードバックシステムの付加により理想的なマン トゥ マン インターフェイス足りえたのである。
機体の故障モードを放置しておかなくともその時点の入力/出力応答とMWへの感覚を記録するだけで、微妙な各種設定や方法論の説明を、極めて容易かつ正確に記述する事が可能であると考えられたのである。
以上かきかけかな?
2005.03.10 Thursday
22:33 | posted by
M-Suzuki
●設計制限追加ルール
まず、全てのメックについて標準中枢の重量の2倍に等しい変則装備許容点があるとします。
標準的設計のメックならキックのダメージと同じポイントと言う事になります。
55tメックで11pの変則装備許容重量があるのです。
この重量を手駆動装置等の排除で捻出しても構いません。
駆動装置1箇所あたり1pに相当します。
2005.03.10 Thursday
22:33 | posted by
M-Suzuki
>ミッキーさんへ
昨夜のチャットより
「確認2 応急修理の話をしていたのに純正部品での修理の不完全修理の話をしたのが・・・・」
とのお話ですが、最初にお詫びするのは語句の整合性の無さに起因する誤解を招く表現が多々あった事です。
まあ、それは下を読んで戴けばドコの事かは解っていただけると思います。
さて、何故装甲の話で「そう」言う流れになったのかと言うと・・
2005.03.10 Thursday
22:32 | posted by
M-Suzuki
某日、世界丸見えTV特捜部見ようと思って4chつけると
「名探Tコナソ」なんぞの次回予告やってる。
2005.03.10 Thursday
22:31 | posted by
M-Suzuki
○月凸日14:20
彼女はおもむろに、画面から視線を動かしもせずに呟いた
「あ、どうしよう、やる気無いモードに入っちゃった・・・」
表情は真剣だった。
2005.03.10 Thursday
22:30 | posted by
M-Suzuki
12.7mmマシンガン
本体40kg車載時重量100kg
弾倉20kg、20連射分(1連射20発使用、400発入り)
対人使用時命中修正+1(連射前提)
射程距離 近〜10 中〜20 遠〜42
ダメージ6D6+3(Hex効果2D6、周辺効果1D6)
歩兵運用人員3名
対装甲効果2D6=2・9〜12で1
重火炎放射器
本体50kg
リキッド9kg、3回分
対人使用時命中修正+1
射程距離 近〜8 中〜14 遠〜18
ダメージ4D6(Hex効果4D6、周辺効果4D6)
歩兵運用人員2名
対装甲効果2D6=2・9〜12で1
小隊効果 28人14組で10点
って、S-TECH持ってる人には関係無いんだよね
2005.03.10 Thursday
22:30 | posted by
M-Suzuki
カチューシャTR型は元来が正面戦闘に投入されるべき性格を持った車種では無い。
申し訳程度の装甲、その下にあるのは「赤熱した運動エネルギー」等と言う過剰に暴力的な仕打ちに直面する事を夢想だにしていなかってであろう、効率優先のコンポーネント。
目的も定かでは無い自己欺瞞も自己陶酔も介在する余地無く、被弾すればひとたまりも無い。
音の介在し得ない瞬間と言う時間の中で構造材が捻じ曲がり、燃料タンクは熱と内圧と応力に耐えかねて無秩序に内面を曝け出す。
気化と混合と圧送と加熱が同時に進行し、車体の内部空間の殆どを有効利用した燃焼炉と化して爆発的に燃え上がらせる。
一拍の間を置いて、弾薬庫のあった後部を上空に跳ね上げる様に本物の爆発が起きる。
車体を覆う炎が拡大したと錯覚する間も無く、カチューシャはごく一部の部品=主に足回りだ=を残して消滅した。
爆発の轟音はしかし、この鋼鉄の巨人が耳にするに相応しい、ささやかな音源として認識野に変換される。
乗員が脱出した様子は無かった。彼らは固液混合燃料としてその炎の宴に参加した。
2005.03.10 Thursday
22:29 | posted by
M-Suzuki
以下の文面は他HPで議論になっていた話題への個人的意見の陳述であり、内容を鑑みて投稿では無く自己記述スペースに書かせていただいたものです。
関係無い方には何が何だかですが・・・・気にしないで下さい。
ちょっと前に話題に上っていた(と思ったら掲示板では周辺の技術論にも飛び火しつつ継続していたのですね)
メックウォーリアリプレイ3〜4巻に登場の「変形して惑星からジャンプポイントまで自力移動してしまった工場」について
「これが大気圏を離脱出来るか否か」ですが、私は以下の様に考えます。
2005.03.10 Thursday
22:28 | posted by
M-Suzuki
偵察小隊は1名の欠員を抱えている。
それは取りも直さず私の失策が原因であり、その事実に付随する不愉快な諸々の事象には深く心を痛めるものであるが、その意味するところは作戦上の制約が増えたという形で表現する他無いのが現実と言うものだ。
又、行動上の大きな制約条件のもう一つの要因は私の乗機にあった。
これまで愛用してきたフェニックスホークは、部品取りに使える部分すら殆ど無い程に破壊されており、再生は不可能であると判断された。
唯一、まともな部品の塊として残されたのは頭部であり、任務遂行上止むを得なく、頭部を失った「クエンドラのスティンガー」に接続し、運用することとなった。
元々フェニックスホークはスティンガーの拡大改良型だった事もあり、異機種間の部品結合にも関わらず作業は比較的順調に進み、1週間後、私は再び任務に就く事が出来る見込みになっていた。
私は機体が組み上がるのを待つ間を、眠る暇も無く過ごした。
2005.03.10 Thursday
22:28 | posted by
M-Suzuki
と言う訳で連続して掲載です。
設定と言うか、ルールに対する反逆の狼煙ってな感じでしょうか?
問題は実用性があるかどうか??だが